可愛い彼女と不良な彼氏2[完]
「次は、のんちゃんと龍の子供が産まれる時にでも会えるしな!」
と拓磨にも言われてしまった。
「…うん。」
「じゃ、帰るな!」
と言って、みんな帰ってしまった。
みんなが帰ってしまい、私たち家族だけになると、一気に静かになった。
「帰っちゃったね。」
いつのまにか、香織は寝ていた。
「あぁ。」
「みんなに久しぶりに会えてよかったな。」
「そうだな。」
「うん。」
そう言うと、なんだか急に疲れが出てきて、あくびをしてしまった。