君イロ「2」
何よ?
急に大きい声出してビックリするぢゃない!
「俺は、桃ちゃんが大好きだあぁ――――――あぁぁ!!!」
ビクッ
道を歩く人々の心の声が手に取るようにわかります。
「止まれ!」
「桃ちゃん、信じてくれた?」
あ、あれ信じてもらうためにやったの?
私はついに頭が壊れたのかと。
「かわったから止めて。恥ずかしいでしょ。」
「俺は恥ずかしくありません!」
まあなんて素敵なスマイルなんでしょうか?
「さよーですか。それはよかった」