【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
真人さんの車で響さんから聞いた居酒屋に向かう。
響さんはもう来ていた。
私たちは響さんの席からかなり離れたとこに座った。
心臓が飛び起き出しそう。
6時を回った時、
居酒屋に子連れのお客様が入って来た。
間違いなく、琢磨と長山さんだ。
直ぐにも琢磨を奪い返したかった。
響さんの向かい側に琢磨と一緒に座った。
響さんが、『その子は誰。』
長山さんは、「元彼の子よ。
彼に頼まれて今預かってるの。
私ね、元彼と寄りを戻そうかなって思ってるんだ。
響はどう思う。」
『元彼ねぇ、琢哉さんは結婚して子供ももうすぐ生まれるらしいね。』
長山さんが下を向いてしまう。
『友梨おまえ何してんだよ。
人の子供連れ回して、誘拐の罪は重いぞ。』
『響。』
『友梨、おまえの本当の気持ちを言えよ。
琢哉君もご両親もこけに来ている。
友梨、誘拐は駄目だそ!』
響さんはもう来ていた。
私たちは響さんの席からかなり離れたとこに座った。
心臓が飛び起き出しそう。
6時を回った時、
居酒屋に子連れのお客様が入って来た。
間違いなく、琢磨と長山さんだ。
直ぐにも琢磨を奪い返したかった。
響さんの向かい側に琢磨と一緒に座った。
響さんが、『その子は誰。』
長山さんは、「元彼の子よ。
彼に頼まれて今預かってるの。
私ね、元彼と寄りを戻そうかなって思ってるんだ。
響はどう思う。」
『元彼ねぇ、琢哉さんは結婚して子供ももうすぐ生まれるらしいね。』
長山さんが下を向いてしまう。
『友梨おまえ何してんだよ。
人の子供連れ回して、誘拐の罪は重いぞ。』
『響。』
『友梨、おまえの本当の気持ちを言えよ。
琢哉君もご両親もこけに来ている。
友梨、誘拐は駄目だそ!』