【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
15 誕生
う、生まれる
『奈都しっかりしろよ。もうすぐ病院だからな。』
「ママ! 」
「琢磨ママ大丈夫だからね。」
琢哉さんが私の右手、琢磨が私の左手をギュッと握ってくれている。
もうすぐだからね。
五つ子ちゃん出てくるの待ってね。
お腹が痛くなって来た。
自然分娩になりそうだ。
体力勝負になりそうだな。
ここまで来たんだから覚悟決めた。
私は元気な五つ子を生んでみせる。
『奈都、着いたよ。』
救急の入り口に元先生の顔が見えた。
「奈都ちゃんもう大丈夫だ。何も心配しなくていいから。」
私はタンカーに乗せられ、陣痛室に運ばれた。
『奈都ちゃんもう陣痛が始まってるから、
帝王切開でなく自然分娩で五人生むからね。
頑張るんだよ。』
自然分娩って凄く痛いんだよね。
私耐えられるかな?
『奈都、琢磨は真人と可憐に預けた。
お父さんとお母さんには今連絡した。
妹はもう九州を出たから。
奈都頑張れ。』
「ママ! 」
「琢磨ママ大丈夫だからね。」
琢哉さんが私の右手、琢磨が私の左手をギュッと握ってくれている。
もうすぐだからね。
五つ子ちゃん出てくるの待ってね。
お腹が痛くなって来た。
自然分娩になりそうだ。
体力勝負になりそうだな。
ここまで来たんだから覚悟決めた。
私は元気な五つ子を生んでみせる。
『奈都、着いたよ。』
救急の入り口に元先生の顔が見えた。
「奈都ちゃんもう大丈夫だ。何も心配しなくていいから。」
私はタンカーに乗せられ、陣痛室に運ばれた。
『奈都ちゃんもう陣痛が始まってるから、
帝王切開でなく自然分娩で五人生むからね。
頑張るんだよ。』
自然分娩って凄く痛いんだよね。
私耐えられるかな?
『奈都、琢磨は真人と可憐に預けた。
お父さんとお母さんには今連絡した。
妹はもう九州を出たから。
奈都頑張れ。』