【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都（2）

叔父さんも叔母さんも五つ子を見て、




｢｢本当に五つ子だ。｣ ｣




『親父もお袋もバカみたいな事言ってないで、



ほら壱のオムツ変えて。』




｢琢哉壱がどの子が分からないよ。｣




琢磨が指差して、｢1号カークン。



2号リークン。



3号アーチャン。



4号イーチャン。



5号コークン。｣





琢磨凄い五人が分かるんだ。



｢琢磨五つ子が見分けられるなんて、



琢磨って天才？｣





『んな訳ないだろう。たけど何で見分けられるんだ？』




本当だよ。




どうして琢磨だけに分かるの？




｢奈都ちゃんそれは多分理屈ではないんだよ。



でも琢磨君は五つ子を見分けてるのは確か。



私も自信ないんだよね。



恐るべし琢磨。｣