【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
俺はあの時気持ちが焦って、琢磨はもうお兄ちゃんなんだから、
しっかりしてほしくて叱った。
でもそれは逆効果だった。
琢磨は俺に怯えるようになり俺を見ると泣いて逃げる。
その事に俺は又苛ついて大声で琢磨を叱りつけた。
奈都はそんな俺を見ようとせず、
琢磨を連れて何処かに行ってしまった。
何処を探してもいない、俺はどうしたらいいのだろう。
俺はお袋に電話をした。
「琢哉あんな何考えてるの。
琢磨はまだ2才なんだよ。まだ甘えたいんだから、
それを自分の感情で叱りつけて、パパ嫌いになってあたり前だよ。
それに比べ奈都ちゃんは大人だね。
ちゃんと琢磨の気持ち分かってるし、
奈都ちゃんは琢磨の本当のママだよ。
少しは奈都ちゃんを見習いなさい。
奈都ちゃんは身重で大変なんだからね。
琢哉が守らないで誰が奈都ちゃん守るの。」
しっかりしてほしくて叱った。
でもそれは逆効果だった。
琢磨は俺に怯えるようになり俺を見ると泣いて逃げる。
その事に俺は又苛ついて大声で琢磨を叱りつけた。
奈都はそんな俺を見ようとせず、
琢磨を連れて何処かに行ってしまった。
何処を探してもいない、俺はどうしたらいいのだろう。
俺はお袋に電話をした。
「琢哉あんな何考えてるの。
琢磨はまだ2才なんだよ。まだ甘えたいんだから、
それを自分の感情で叱りつけて、パパ嫌いになってあたり前だよ。
それに比べ奈都ちゃんは大人だね。
ちゃんと琢磨の気持ち分かってるし、
奈都ちゃんは琢磨の本当のママだよ。
少しは奈都ちゃんを見習いなさい。
奈都ちゃんは身重で大変なんだからね。
琢哉が守らないで誰が奈都ちゃん守るの。」