【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
次の朝奈都の顔が見れなかった。




「琢哉さん今日帰りは早い?」




『奈都悪いな、今日後輩と飲み会あるから遅くなるよ。』





「琢哉たまには早く帰りなさいよ。



奈都ちゃん昨日も、『悪いもう行くから。』





俺はお袋の言葉を遮り、家を出た。




奈都の辛そうな顔が頭から離れない。




産休を取り奈都とずっと一緒だった時、




大変だったけど毎日が充実して楽しかったよ。




奈都今何考えてる?




奈都は俺が必要?




俺がいなくてもいいんじゃないか。




仕事していても奈都の事ばかり考えていた。







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