【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都（2）

奈都は俺のもの。奈都は誰にもやらない。




俺は奈都が好き過ぎていつも、奈都が俺をどう思ってるのか不安になる。




俺が悩んでいると、誰かが俺から奈都を拐おうとする。




奈都は俺に我が儘を言わない。




奈都にもっと我が儘になってほしい。




俺をもっと困らせてくれよ。




俺は奈都のいる病室に入れないでいた。




『琢哉さん、奈都ちゃんはあなたの妻ですよ。



もっと堂々として下さい。


奈都ちゃんはずっと琢哉さんの名前を呼んでいました。



琢哉さんためらう事なく病室へ入るべきですよ。



そして、兄の目を覚まさしてやって下さい。



兄は現実から逃げてるだけですから。』





俺は勇気を出して病室に入った。