【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
琢哉さん謝らないでいいから、私は琢哉さんが好きなの。




他の人なんて考えられない。




元先生は私を好きな訳じゃない。




元先生は夏さんを忘れられないだけ。




私は奈都であって夏さんではない。




「琢哉さん、元先生の事で焼きもちなんて妬かなくていいの。



私は琢哉さんだけでいいんだから。



他の人はいらない。」




『奈都もう一度言って。』




「だから琢哉さんが好きなの。愛してるの。」




泣かないで琢哉さん。




『俺、自分に自信なくていつも手一杯。



情けないくらいに臆病で奈都を失うのが怖くて、



たけど、俺奈都の為にももっと強い男になる。』





『奈都だけでいいんだ俺は、奈都を愛してる。』








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