【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
そのまま寝室に連れて行かれた。




私たちの寝室と五つ子が寝てる部屋と繋がっている。



今は静かに寝てる五つ子が、




琢哉さんが私に触れようとすると泣き出す。




ほらね、今日もこのパターン。




琢哉さんが私を抱き締めると、まず壱が泣き、次に暁泣く。




『はぁ、又か。』




「琢哉さん壱頼むね、私暁見るから。」




『はい、はい分かりました。



可愛い、可愛い五つ子ちゃんたち、



お願いだからパパがママに甘える時間くれないかな?』




あれ、急に泣き止んだ。




パパの思いが通じた。




訳ないか。




又泣き出した。




曖と竪は泣き声が大きい。



四人が一度に泣く。




仕方なく母に電話。




母と珠稀さんが来てくれた。







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