【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
交際を認める条件として、【将来結婚するなら、田宮家の婿養子になる事。


遠矢君には小林の姓を捨てて貰う。】




小林家は兄が継いでいる。



俺は迷わずその条件を承諾した。




朝香が泣きながら、「遠矢本当にそれでいいの? 」




『ああ、大丈夫だ。俺は朝香と生きて行く事に決めた。』




朝香が俺に抱きついて泣く。




朝香の両親には、親の前で抱き合うのは止めてほしいと笑われた。




朝香のお母さんは俺に何度も朝香を頼むと言った。




「私は朝香をずっと応援してやりたかった。



たけど、遠矢君と一緒にいて本当に朝香が幸せなのかと不安になった。



でも違ったみたいね。



朝香のこんな笑顔久しぶりに見たもの。」







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