【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
奈都と久しぶりの甘い時間を過ごした。




俺は言葉では言い表せないほど、奈都を愛してる。




奈都を抱きながら俺は幸せに浸っていた。




《奈都、おまえも幸せか。》




普通ならまだ高校生なのに、毎日6人の子供の子育てと、




手のかかる旦那の世話(汗)。




自分の両親と俺の親との同居。




俺は奈都がもし高校へ行きたいなら、




行かせてやりたいと思い始めていた。




定時制ならなんとか通えないだろうか、




通信制はどうだろうかなどと。




『奈都、高校へは行きたいとか思わない?』




「うん、何急にびっくり。」



『違うよ、前からずっと考えていた。



奈都の大切な時間を俺が奪ったようなものだから。』



奈都が俺を見つめた。




「私は今のままがいい、琢哉さんの奥さんで6人の子供のママでいい。



他にもいらない。」




奈都ありがとう。







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