愛の理解と知識
「あんた…誰よ」
「俺は…石懸 一樹…
お前こそ誰だよ」
「私はカイナ・フランソワーズ・ド・シュヴァリエ」
「ここはどこだ?」
「ここはライナ王国よ」
「なんでここにいるんだ?」
「さぁ知らない…あ゛っ…」
「何か知ってんだろお前!!」
「ん…多分私の召喚術で失敗したんだと思うわ」
「召喚術…?」
「そうよ.私の魔法って不安定でねー
時々失敗するのよ」
「まっ魔法!?」
「ええそうよ
我がフランソワーズ家の家訓っての?
16になったら召喚術を行らわなければならないの」
「それで俺が召喚されたってわけか?」
「まぁそーいう事ね」
「じゃあ帰してくれよ」
「無理」
「はぁ?」
「だから…この召喚術は完璧でね
召喚したものを還したりは出来ないのよ」
「ダメじゃん!!!!」
「んー…あんたどこの国?」
「日本だけどッ!?」
「日本…
ちょっとついてきて
おじいちゃんのとこに案内してあげるから」
「へっ!?」
「大丈夫だって
私の属性は「利無」だから♪
神と盟約のもとッ!!
我に従え『フォン・リーフ』!!!」」