あわい恋と約束
「じゃあ・・・」
『なによそれ!
今日の、お礼として
毎日、最低1時間
私とおしゃべりする事
分かったぁ!』
ちょっと怒ってる
「いいよっ」
『ほんとっ!』
凄く嬉しそうな笑顔だった。
俺は、もっと彼女を石元が
知りたくなった。
彼女は立ち上がり
『帰るねっ、送らなくていいから、
それから、さっきの事約束よ!』
俺は頷いた。
初めての約束をした。
俺は、やっぱり彼女を
送って行く事にした
家の近くまで!
彼女が歩き出した。
「ちょっと待って、そこまで一緒に」
その言葉に彼女は、
とびっきりの笑顔で
『うん』と声を出し、頷いた。