あわい恋と約束

そこに、彼女の同級生が


〔ねえ、石元さん!あっ新田さん!!
明日は? 私達は来るけど〕


『まだ、分からないの主人が』


〔あらっ、いいでしょ、ねっ、ご主人?〕




寝てる間に夫婦に

主人になってる。


否定するとマズそうだ。



私は軽く会釈をした。



彼女の同級生達は帰って行った。


彼女は私の隣に座り、
私の腕とり、腕をくみ
顔を近付け


『ねえ、お願い!』


そして、頬にKissをした。



明日、予定は無い。


予定は無いが、明日の決勝。

私には関係無い。
確実に関係無い。







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