あわい恋と約束

彼女が戻って来る、

私はその場で彼女を待った。



彼女は私の腕を引っ張り

コンパートメントへ。



先に私が、復旧まで使える事を伝え、

どうするか尋ねた。



彼女は荷物を持ち、


『着いて来て!』


そう言って、荷物を私に差し出した。



彼女は先を歩き、フロントへ。


私は後を着いて行く。


いつもの逆になっている。


彼女の足は速く、スパを出た所で、

ホテルへ繋がる通路で
見失う。



私はそのままホテルへ向かった。



居た。彼女が、

私の方に歩いて来る。

私の腕をとり、腕を組み


『ごめんね! ラウンジ行かない?』




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