あわい恋と約束
そして二人は
エレベーターに乗り、
最上階28階のラウンジへ。
時間は 午後9時を過ぎている。
窓から外を見る。
激しい雨が降っている。
彼女が
『朝までに止むらしいよ』
「なら、スパに居た方が
よかったんじゃないか」
『いいの、私の好きな様にさせてっ』
遊んでいるのか、
投げKissをした。
私は、クラッシュアイスにバーボン
彼女はシャンパン
グラスを合わせる。
何に乾杯か分からない。
『クラッシュアイスにブランデーなら分かるけど、
バーボンでは初めて見た』