あわい恋と約束
「浴衣、プレゼントの事は
言わない様に」
彼女は頷いた。
「じゃあ、明日昼に教室に」
彼女はまた頷いた。
俺は彼女を家の近くまで
送っていった。
家に帰ると母が
〔由梨ちゃんから電話があったわよ、
明日、喜んでお伺いしますって
ほんと良い子ねっ
娘にしたい!
あんたのお嫁さんじゃなくね
由梨ちゃんのお父様に6時半には
お帰ししますって言ってあるから〕
さすが!
゛オヤジ ゛はOKか。
〔明日は、5時には戻って来るのよ〕
浴衣の着付けは嘘ではなく本当の話し
ただ家の教室でじゃなく
市の婦人会館で合同
これを利用して
彼女とのデートを計画