あわい恋と約束
そういえば、
向かい合って話しをした事、
ほとんど無かった。
嬉しい様で、恥ずかしい。
スープと前菜が運ばれて来た。
ビールを2本 頼む。
まだ昼である。
彼女はスープを口にして
『おいしい〜、
このスープおいしい!』
私も飲んでみる。
〈カボチャスープにコーンと
オニオンが少量固形ではなくクリーム
完全に混ざりあってるのではない
冷製なのでカボチャの上にコーンと
オニオンが混ざらず乗っている状態〉
おいしい かも?
私には、とりわけ美味いとは、
感じなかった。
夏なので、冷たいスープは有り難い。
『あれっ、好きじゃない?』
「オニオンだけのほうが。」
カボチャのスープは定番過ぎる。