あわい恋と約束
バカ気た約束である。
子供の、中学生の、15歳なりの恋であり
精一杯の愛である。
あわい恋に、子供の愛である。
時計を見た、日付と時間を記憶する為
午後 4時30分
まずい、約束の時間ぎりぎりだ
ゴンドラが地上に着くと
飛び出る様に外へ。
「姫、早く!」
『待って!金貨は有る?』
「有るよ、4枚!」
『1枚足りないよ、どこ』
「え〜と、観覧車・・・」
虫は姫の鞄を取り
手を入れた。
濡れた下着が手に触れ取出した。
『バカッ』
その時、下着と一緒に金貨が出てきた。
「あった!」
『バカッ』