あわい恋と約束
学長室の前に着く。
12時55分
中から声がする。
学長と教授だ。
〔しかし、いいのかね
彼を出して。〕
〈ええっ、彼の代わりに
講師を゛彼を ゛昇格させます。〉
〔そうか悪いね、私の甥の為、
君には副学長のイスを
用意しているよ〕
〈ありがとうございます。〉
〔しかし、彼の代わりになるかね?〕
〈大丈夫です、研究の成果が
上がらないのは、新田君の
指導不足と言う事で〉
〔そうか、そうか、君も悪いのう〕
〈いえ、いえ、学長こそ〉
゛あっはっはっはっ ゛
やっぱり、そんな事か
〔でっ、彼をMITへやるのか〕
MIT !!!