あわい恋と約束
〔後の事は、秘書から聞いてくれ〕
秘書2号を見た。
首を振っている。
秘書1号か!
〔それじゃ頼むよ、
教授行こうか〕
〈新田君、元気でな〉
早いだろう!見送りしない気だな。
学長室を出る、学長と教授。
秘書2号が
(いいんですか?)
「ああっ、飽きてたし」
(私も行きたい、
連れていってくれます)
秘書2号は 27歳、
美人である。
心を揺さぶる。
「で、彼女は゛秘書1号 ゛?」
ドアが開き、秘書1号が
私に大きな封筒を渡す
封筒はかなり厚い。
(そこに、必要な書類等、全て用意しています)
さすが秘書1号