あわい恋と約束

彼女の作ったカレーは


激辛であった。


裸で食べているのに

汗だくになった。



そして二人は

その場にそのまま寝た。


日曜の夜、理性が負けた瞬間から


私は自分の歳、
彼女の歳を考えなくなっていた。



肌に感じる、確かな感触だけを
求める様になっていた。



私が目を覚ました時、

彼女はいなかった。



テーブルにメモが



また、連絡くする。



一度も連絡してきた事ないやんか。



彼女は忘れ物をして行った様である。



赤いパンティーが電話の上に




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