あわい恋と約束
図書館なんて彼女と同じ。
33年ぶり。
どこに、粒子力学の専門図書があるんだ。
聞いてみるか。
カウンターがある。
1番端の視聴覚資料貸し出しへ。
「すみません、物理の専門図書は?」
カウンターに座ってた女性、
図書館司書が、立ち上がり
丁寧に教えてくれた。
よく見ると。
黒のミニで黄緑のタンクトップ。
その上にエプロン。
足元は? ミュール。
今時のギャル。
昔は、
おばちゃんばっかりだった気がする。
これから、ちょくちょく、利用するか。
ギャルが教えてくれた場所へ。