あわい恋と約束
ひとつ事はすんだ。
1番簡単な事だが。
『ねぇ どこ』
「焦らないの」
彼女は48歳。
だが、この嬉しそうな表情は若い。
なんとなく、こちらも嬉しくなる。
「じゃっ 行こうか」
私は先に歩き出す。
彼女は私の左に走って来て、腕を組む。
前回は感じなかったが、
今日は左腕に彼女の右胸を感じる。
かなり大きい。
柔らかいが弾力がある。
一歩足を出す度に、揺れる胸。
左腕に擦れ当たり、
柔らかく弾力のある胸を感じる。
小さな、確かな幸せを感じる。
私は彼女の顔を見るが、
この事は気にしていない様だ。