あわい恋と約束

ﾌｧｽﾄﾌｰﾄﾞ

軽く？・・・・・

私はある事を考えた。

悪戯まではいかないが

確実に驚くだろう。

彼女の手を引き美術館を出る。


『また、お昼からステーキ？』


「いやっ 違うよ」


当たらずとも遠からず。


肉はある。強烈な味付けの
味付けと言えるか疑問であるが


間違いなく、強烈。


「軽く、サンドイッチ
直ぐそこなんだ。」


『ちょうど 良いかもね
場所も料理も。』


『イタリアン ファスト？
パスタじゃなくてサンド？』



「パスタやピザもあるよ
だけど君に奨めるのは
スライスビーフの・・・
説明が難しい、
まあっ、食べてみて」