あわい恋と約束

治まりそうにない。


「どう!気に入った?」


彼女は私を睨み


『バカッ!』


私も食べる。
辛いが病み付きになる。
初めて食べたのは25年前、
最後に食べたのは12年前
どちらもシカゴで。


私はそのまま、2/3食べる。

私を見て、彼女はなぜか食べる。
半分まで食べ、


『あっ〜!ダメ』

そう言って、私のコーラを取り飲んだ。

そして
『バカッ!』

汗で濡れた、ハンカチを
私の顔に投げた。


私には、彼女が怒ってるのか、
辛さで苦痛なのか分からない。


私は彼女のハンカチを返し、
私のハンカチを差し出した。



彼女は両方とり

化粧室へ走った。




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