あわい恋と約束
彼女が化粧に行って
約10分
その間に、私は完食し
コーラを買いに行く。
女性店員が
私達を見ていたのであろう
〔お連れの方、大丈夫ですか、様子見てきましょうか〕と、声を掛けてくれた。
頼もうとした時、彼女が戻って来た。
パーカーを脱いでいる。
ターコイズ色のタンクトップを着ていた。
私も彼女も席に座る。
彼女は新しく買ってきた
コーラをとり1/3飲む。
そしてひと息つき
『死ぬかと思った、バカッ!』
「死なないよっ」
『何よそれ、人が苦しんでたのに!』
あっはっはは
思わず笑った。
彼女はまた
『バカッ!』
私は彼女の[バカッ]が気に入った。