戦場に、一輪の花が咲いた
「今日は和平交渉の協議ではないのに、すみませんでしたね。」



ライルは冷静に返し席に着いた。



ウェンディはそんなやり取りを見てハラハラしつつ、自分も後に続く。



その日の会食は、これから一週間のスケジュールを話し合うだけだった。



ウェンディにとっては息苦しく、ただ押し黙るのみだった。



ライルもこのリバー司令官を良く思ってなく、不愉快な気持ちだった。



「それでは、明日もまたよろしくお願いいたします。」



そんな言葉と共にこの会食は終わった。
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