らずべりぃ
「何言っちゃってんの!?」
無理に決まってるじゃん!!!
「ストーカーのままでいいの?」
よくないよ?
てゆーか、ストーカーじゃないし。
あたしだって、先輩とお話したいし、仲良くなりたいよ…
でも、もし無視とかされちゃったら、あたし立ち直れないもん。
「大丈夫だよ。
もしダメでも、あたし達がいるじゃん。
達樹だって、いっつも香月のことからかったりしてるけど、応援してるよ」
瑠璃ちゃんが、とっても優しくあたしに言った。
「う~~~~~
瑠璃ちゃーーーん!!!!」
感動のあまり、瑠璃ちゃんに抱きついた。
照れ隠しと、潤んだ瞳を誤魔化すために、あたしは元気良く言った。
「頑張るよ!!!!」