幸せは輝き続ける…
…………。
八時ぃ!?
ヤバイって!!
どうしよう!!!

心臓が破裂するっっ!
……ふー。落ち着け。落ち着け遠藤ルカ。

とにかく、お風呂入って、宿題終わらして…

……あと、一分。
ヨシッかけるぞ~。

ゆっくりボタンを押していく。

──プルルルル── 
何回か鳴ったあとに、あの低い声が聞こえた。
「っルカですけど…」
「…そーですか」
そーですかって…
「……………」
沈黙ヤだなぁ…
「俺が遠藤のこと好きなのは本当。すぐじゃなくても大丈夫だから返事考えといて。」
「…はい」
「じゃあ、明日学校で…」
「はい」
「ばいばい」
「ばいばい…」

──プップープープー──
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