Pure LOVE
こうやって2人で笑ってるけど、あたしの心の中には晴れないものがあった。

あたしは本当に健二のことが好きなのかな・・・

健二と一緒にいて楽しい。

けど、こんなことばっかり考えるようになった。

あたしたちはファミレスを出て、駅に向かった。

「明日から部活だから、また会えなくなるなぁ」

「そうだね・・・」

「でも、メールはいつでもして来いよ!」

「なんか、もう会えなくなるみたいじゃん。学校であえるからいいじゃん!」

「そうだな!」
そういいながら駅に着くと、改札からは電車から降りた人たちが出てきた。
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