Pure LOVE
「うん!いいよ」
あたしはそういった。

「彩~ありがと!あたし、がんばる!」
愛加は、ガッツポーズをしながらそういった。

すると、瑞希と愛加が顔を見合わせて笑いながらこういった。

「「もしかしてぇ、彩、健のこと好きなの?」」

「はぃ!?」

何言ってんの2人とも??

「なんかさぁ、そんな感じする!」

「だよね、言い合いしつつ仲いいって感じ」
瑞希と愛加が口々にそう言う。

「あいつは、幼なじみだから!それに、あたし彼氏いるし!」

「そうそう、彩はどうなの?」
瑞希がそう聞く。

「健二は、ホントに優しいしカッコイイの・・・けど、あたしさぁこのごろ思うんだよね・・・」

「何を??」

「あたし、ホントの健二のこと好きなのかなって・・・付き合ったばっかりのころは、話すたびにドキドキしてたけど、このごろそんなのなくて・・・多分、健二のこと好きじゃないのかも・・・」
< 70 / 78 >

この作品をシェア

pagetop