One Way Ticket 2
「な・・・」
「あいつに!
あいつにもう二度と
大切なものを奪われたくないっっ!!」
耳元で噛み潰してるみたい
まるで
佐々木さんの事が自分の口から出るのすら
悔しいみたいな言い方
那智?
なにがあったの?
こんなになるなんて・・・
あの人は
那智の何なの?
言いたい言葉
聞けない
聞いちゃいけない
那智のこんな顔を見たら
何もいえない
「わかった。
もう二度と佐々木さんには会わない。
約束するよ。
だから・・・安心して?」
震える大きな背中
私は精一杯握り返した
「大丈夫・・・。」
何度もささやいて
何度も背中をさすった
那智はただ
私の腕の中で眠っていた
微かな不安と
悲しみを顔に浮かべて・・・
「あいつに!
あいつにもう二度と
大切なものを奪われたくないっっ!!」
耳元で噛み潰してるみたい
まるで
佐々木さんの事が自分の口から出るのすら
悔しいみたいな言い方
那智?
なにがあったの?
こんなになるなんて・・・
あの人は
那智の何なの?
言いたい言葉
聞けない
聞いちゃいけない
那智のこんな顔を見たら
何もいえない
「わかった。
もう二度と佐々木さんには会わない。
約束するよ。
だから・・・安心して?」
震える大きな背中
私は精一杯握り返した
「大丈夫・・・。」
何度もささやいて
何度も背中をさすった
那智はただ
私の腕の中で眠っていた
微かな不安と
悲しみを顔に浮かべて・・・