One Way Ticket 2
那智story
ギィー・・・
リビングに戻ってくると
ソファーの上で
千香がネコみたいに体を丸めて寝ていた
小さな子供みたいにあどけなくて
愛らしくて
どこか悲しげな寝顔に
俺は惹きつけられる
髪をもう一度拭いてタオルをソファーにかけた
そっと
千香を抱き上げる
「ん・・・」
俺の胸に頬をこすりつけて
気持ちよさそうに眠る千香・・・
そっと唇を重ねた
「愛してるよ」
聞こえるわけも無いんだけど
聞かれても困るんだけど
自然に溢れる言葉の止め方なんか知らない
リビングに戻ってくると
ソファーの上で
千香がネコみたいに体を丸めて寝ていた
小さな子供みたいにあどけなくて
愛らしくて
どこか悲しげな寝顔に
俺は惹きつけられる
髪をもう一度拭いてタオルをソファーにかけた
そっと
千香を抱き上げる
「ん・・・」
俺の胸に頬をこすりつけて
気持ちよさそうに眠る千香・・・
そっと唇を重ねた
「愛してるよ」
聞こえるわけも無いんだけど
聞かれても困るんだけど
自然に溢れる言葉の止め方なんか知らない