にんげん賞味期限

「ふふふ♪」



完璧に見透かしている…



「はいよ♪」



先ほどの声とうってかわって真面目な声でこの前のストリートライブで稼いだお金が入っている袋を僕に差し出した。



「このお金で彼女のいる居酒屋に行ってきなよ♪」



「どうしたんだよ?いっぱい貯めて豆大福食べに行くって言ってたじゃないか?」



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