にんげん賞味期限

彼女に気づいた僕。



僕に気づいた彼女。



「あっ!」



「やっ、やぁ。」



「ど、ども…」



どことなく、ぎこちない会話である。



「今日、今日は一人なんだけど…」



「あっ、じゃあ、こちらに。」



僕はお金を最小限に押さえるためビールと枝豆だけを注文した。



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