にんげん賞味期限

次の日。



僕は昨日と同じベンチに座っていた。



約束した時間になり、彼女はギターを背負ってやってきた。



「やあ♪」



「こんにちは♪」



僕はギターに目をやる。



「ギターもってたんだ?」



「……はい…」



そう言うと、ギターケースを開けギターを取り出し抱えこんだ。




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