にんげん賞味期限

今日はいつもより少し多かった。



「ちょっと多いから、メッシュのとこにもってくよ。」



そう言い、僕は玄関を出るとアパートの前に亜依が立っていた。



あれ?亜依だよな?



タァン…タァン…タァン…



僕は忍び足で階段を降りていく。



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