にんげん賞味期限

頭の中にノートのことがよぎったが、それはプライベートだったので言わなかった。



「明日、久しぶりに会うことになったんだけど、もう会いたくなくて…だから友達の駿からうまく言ってくれないかな?」



「なに言ってるんだ!僕たちは和也に内緒で会ってるんだぞ!」



怒声をあげてしまった。



その声に周りのお客が驚いた反応をし、それに気づき僕は冷静になった。



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