にんげん賞味期限

「明日、この間言ってたストリートライブやってみようと思ってるの。来てくれる?」



「もちろんだよ♪」



ふたつ返事で答えた。



「あっ、でも、それまでに時間あるよね?行きたいとこあるんだけど?」



彩夏は子供のような目つきで、紅茶を口にしている僕を見つめながらそう言った。



< 231 / 289 >

この作品をシェア

pagetop