にんげん賞味期限

落胆した僕は彩夏に連れられいつもの広場ではなくデパートなどが建ち並ぶ大きな繁華街にいた。



そこには、ダンスの練習をしている人たちやストリートライブをしている人たちが沢山いた。



お客が聴いていなくても関係ないといった感じで皆、気持ちよさそうに弾いていた。



輝いていた。



彩夏は少し離れた人影が少ない場所に座りギターを取り出した。




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