にんげん賞味期限

「頑張れよ!」



「駿もね!」



「なぁ、彩夏!」



「ん?」



「…また会えるよな?」



「…ええ。」



唇を噛みしめ彼女は首を縦に二回振った。




そして、視線が重なると静かに見つめ合い、抱きしめた。




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