Sweet〜甘クチ王子様と夏の恋〜



へっ…



急な話しに頭が真っ白になった




「食わせる??」



「そっ!味見♪俺の部活4時から一旦休憩だから腹減るんだよ。それに萌音も感想聞けるしいいじゃん!」



「でも…」




そんな事していいのかなぁ…



「でもじゃなくて。決まり…ね♪」




大羽君はそっと手をだして私の小指と自分の小指を繋ぎ合わせた



「約束な…」



そぉ言って私の瞳をじっと見た




繋いでる小指から体温が伝わってきて心臓が飛び出るくらい高鳴っていく




そして私は小さく頷いた…



「よし!!場所はあの中庭でいいよな。」


中庭…




「誰にも秘密…な…」



そぉ言って小指を離し笑って見せる




こぉして私達は二人だけの秘密の場所で


毎週火曜日逢う事になった





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