%やっぱり俺様が好き!(作品紹介&つぶやき)%
と、彼は何を思ったかパソコンを立ち上げ始めた。
我が家には古いのも処分せず、数台のパソコンがあり、
子どもにも使う事を許可しているのだが。
「何してるの?」
「え?オレサマってひいてみるんだよ」
ぬわにいいいいい!
「は?ひく、ってどうやって?何する気?」
「えっとね、ここに調べたい言葉を入れれば、色んな検索ができるんだよ」
邪気のない笑顔を浮かべ、その小さな指が指す場所は。
こりゃ、待て!それは子ども用のGoogleではないですか。
検索されちゃうじゃないですか。
変な小説とか、ケータイ小説とか【盲目の天使】とか検索されちゃったらどうするんですか。
焦る私を横目に、彼は涼しい顔で入力開始。
「ええと、まず、オ・・・オ・・・あ、あった!」