%やっぱり俺様が好き!(作品紹介&つぶやき)%
「なんだ?」
いぶかしげに医者が尋ねた。
そうだよ、なんでだよ。なんで止めるの!
「AtaRu☆さんは、立会い希望なんです。
まだ旦那様が到着してません」
・・ぬわんだとぉ~!!
そう。私はこの時まで、旦那が立会い出産することになっていたことをすっかり忘れていたのだ。
ひとりぼっちで寂しいときは思い出すのかもしれないが、
人間切羽詰ったときは、他の人間の存在など頭から追いやってしまうのだ。
痛みに耐えるのが精一杯だった私は、赤ん坊の父親の存在などこれっぽっちも思い出さなかった。
「連絡はしてるのか?」
「はい。15分くらい前にしたので、もう来ると思います」
「そっか。じゃあ、待つか」
・・えええええええええええええええ!?