+*俺様学園*+

「いや、純粋な女の子だから。」




「バカなんだから仕方ないでしょ!!」




「はぁ!?」





・・・・っと紹介遅れました。






未山 彩、高2の“女の子”です。





・・・てか何この親、実の“娘”に、男子校に通え、とか言ってんですか。





なんかさぁ~、その華純谷学園の校長が、うちの父親なんだよね。





で、私は前の学校を退学になったわけ。




学歴的に無理がある、って。




んで、他に行ける高校がその華純谷学園しかないらしい。






「だからっておかしいでしょ?!」





「もう!!!!荷物向こうに送ってあるから早く行きなさい!!!!遅刻するよ!!!」





「だぁーーーー!!!もうどうなっても知らないからね!!!!」






「いってらっしゃぁーい♪」








この親は“情”ってものがないんでしょうか・・・・



< 9 / 40 >

この作品をシェア

pagetop