+*俺様学園*+
「いや、純粋な女の子だから。」
「バカなんだから仕方ないでしょ!!」
「はぁ!?」
・・・・っと紹介遅れました。
未山 彩、高2の“女の子”です。
・・・てか何この親、実の“娘”に、男子校に通え、とか言ってんですか。
なんかさぁ~、その華純谷学園の校長が、うちの父親なんだよね。
で、私は前の学校を退学になったわけ。
学歴的に無理がある、って。
んで、他に行ける高校がその華純谷学園しかないらしい。
「だからっておかしいでしょ?!」
「もう!!!!荷物向こうに送ってあるから早く行きなさい!!!!遅刻するよ!!!」
「だぁーーーー!!!もうどうなっても知らないからね!!!!」
「いってらっしゃぁーい♪」
この親は“情”ってものがないんでしょうか・・・・