★流れ星★―夢追い人へ捧ぐ詩―
ある日、そんな私を見かねた
流架のバンドメンバーの一人が
私に一通の手紙を手渡しました。
そこには何故かピンクのペンで書かれた
へたくそな字が並んでいました。
でもその字は確実に流架のものでした。
私はすぐさまその封筒を空け
狂ったようにその手紙を読みました。
読んでいる途中から
涙が次々と溢れて止まらなくなり
深夜のファミレスで
私はボロボロと泣いてしまいました。
「本当にごめん。
実はこの手紙は流架が死んだ時に
すぐ見つけてたんだ。
でも、ことねちゃんには
渡さないほうがいいのかなって。
ほら、これ読んだらことねちゃんは
余計に流架を忘れられないだろうし
でもこれは流架がことねちゃんに
渡すつもりだったんだって思いもあって
やっぱり渡そうか迷ってたんだ。
そしたら昨日の夜、夢に流架が出てきてさ
そしたら流架、困った顔してんの。
すっげー分かりやすいじゃん?流架って。
そんないつもの流架でさ。
俺、夢って分かってなくて
起きたら夢でさ。俺、泣いちゃったよ。」
彼はここまでゆっくり一言ずつ話すと
俯きました。
流架のバンドメンバーの一人が
私に一通の手紙を手渡しました。
そこには何故かピンクのペンで書かれた
へたくそな字が並んでいました。
でもその字は確実に流架のものでした。
私はすぐさまその封筒を空け
狂ったようにその手紙を読みました。
読んでいる途中から
涙が次々と溢れて止まらなくなり
深夜のファミレスで
私はボロボロと泣いてしまいました。
「本当にごめん。
実はこの手紙は流架が死んだ時に
すぐ見つけてたんだ。
でも、ことねちゃんには
渡さないほうがいいのかなって。
ほら、これ読んだらことねちゃんは
余計に流架を忘れられないだろうし
でもこれは流架がことねちゃんに
渡すつもりだったんだって思いもあって
やっぱり渡そうか迷ってたんだ。
そしたら昨日の夜、夢に流架が出てきてさ
そしたら流架、困った顔してんの。
すっげー分かりやすいじゃん?流架って。
そんないつもの流架でさ。
俺、夢って分かってなくて
起きたら夢でさ。俺、泣いちゃったよ。」
彼はここまでゆっくり一言ずつ話すと
俯きました。