* 姫と不良と王子Life *
流尹はゥチの右腕を見て眉間に皺を寄せ、
怪訝そうに喋りだす
流尹「その傷……」
……。
流尹「階段から落ちただけじゃ……そうならない……よ?」
だろうね。
ゥチもそう思うよ……。
流尹「本当の事……教えて?」
…はぁ;
多分もう隠すのは不可能かな…
潔く諦めよう。
怜「今は流尹と俺だけの秘密にしてくれるか??」
流尹「ん。」
怜「俺……
いや、ゥチは流尹の思っている通り
『舞姫』だよ。」