* 姫と不良と王子Life *
-第三者Side(客観的視点)-


真は怜と『一年生旅行』について話していた時

突如、流尹が怜を抱きしめた事が
全く理解出来ないでいる様子だった。





ただただア然として立ち尽くす真を見兼ねて
省吾は真の腕を引っ張り、
少し二人と距離をおいて遠慮がちに話し始める。



省吾「…あれは何て言うか、その……流尹にとって、ただのスキンシップのようなものだそうですよ。」




この省吾の言葉を聞いた真は少し考えてから訝しげに聞く


真「じゃあ、あの行為…他の奴らにもやってる?」



省吾「いや……俺は黒崎以外にやってるとこを見たことは無いっすけど…。」


真「僕もないんだよね。」



二人の間にしばしの沈黙がながれる…−





< 154 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop